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カーシェアリングは循環型経済か??

 サーキュラー・エコノミーの経済効果は2030年までに4.5兆ドルにのぼるという試算がある。ただ、何をサーキュラー・エコノミーと見なすかにもよる。

 例えばあるインタビューを読むと、「無駄を富に変える」という話はもっともだが、資源のリサイクルの話に続けて新しいビジネスモデルであるカーシェアリングの普及を例に挙げていた。これは共有型経済とは言っても循環型経済とは言えないのではないだろうか?

 予めリサイクル可能な素材でカーシェアリング用に特化した車を造り、使用して数年後、老朽化した部品を分けて更にカーシェアに使用するなら分かる。現状では、私物化を前提とした車両をカーシェアに用いており、まだ途上段階ではないだろうか?

 スイフトやプリウス、フィットなど様々な車を取り揃えているが、会員たちにとっては車の銘柄はあまり関係なく、必要な時に近くにあれば良いだけである。したがって、車名は普通車1番や普通車2番でもよい。

 サーキュラー・エコノミーの経済効果に話を戻すが、現行の定義よりも、このホームページのように9つの業界に拡張すれば、試算は変わるし、更に効果が大きくなるだろう。


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