花火の礼
花火はなぜ無料なのか?
お金がかかってないわけがない。業者、警察、警備、スタッフ、多数の人件費、花火そのものもそうだが、照明や宣伝関係も費用がかかる。なのに無料? 江戸時代以来の伝統だからか? 政治の民衆への慰撫や娯楽か?
循環型経済の立場からいえば、花火は有料にすべきである。ただし昨今の有料席のような、パイプ椅子なのに5000円も徴収しなくていい。何百円なら支払える額ではないだろうか。それでも総計はまあまあな額になる。自治体の予算はだいぶ助かり、浮いた分を他に有効に活用すればいい。
花火は、多数の主体が、上記の公式の通りイベント主催者に何百円か支払う一方で、その花火をもとにつくった写真や作品を彼ら自身も生み出せばよいのである。